ラジオ、手に入る。

前々回のブログに私、ラジオがほしいって書いた。
そしたらほどなくそれが実現するというミラクルが起こった。

『まだ恋人になる前の男女の初々しい会話を聞けるラジオみたいなものがあったら、ほしいと思う。
耳元で小さなボリュームで流しながら眠りにつきたい。』
って。たしかに。

言ってみるもんだな。引き寄せた。
言霊はあるのかもしれない。

男女じゃないけど。女の子と女の子だけど。

2回目のライブで出会ったなかそねみほさんと、その音楽友達(になったばかり)のniroさん。
彼女たちは先月からニコニコ動画でラジオを配信し始めたという。
2人まだ一度しか会ったことないのに、いきなりniroさんからなかそねさんにラジオやりませんか?ってもちかけてきたそうで、「仲良くなることから始める」というコンセプトで始めたこの番組ほっしぃ

なかそねさんからラジオ始めたって聞いた時、私ったら、えっラジオって個人でできるの!?って驚いたんだけど、そういや今はそういう時代だった。
音楽でも映像でも、誰もが電波に乗せて発信できる時代。

それにしても2人岐阜と東京という遠距離でありながら、ラジオの中ではまるで隣にいて喋ってるみたいだからすごい。
自分もワープしてその場にいるみたいな感覚。

ラジオ聞くのすごく久しぶりだったけど、ラジオっていいなあって思った。
テレビと違って、会話を盗み聞きしてるかのような距離の近さっていうかな。
寝ながらとか掃除しながらとか気軽に聞けるくせに、心の隙間にじわじわ入り込んでくる感じが、なんだこれ!と、すごく新鮮だった。

「曲」じゃなくて「話」を残しておくっていう発想も、なかった。
でも需要はあるはずなんだ。
ちょっとでも気になる人がラジオやってたら、一度聞いてみたいって思うもん。
どんな風にしゃべるんだろうって興味わくもんな。

私は全くアドリブきかないから、しどろもどろの支離滅裂になるから、台本ガチガチに固めてやらないとラジオ難しいけど。
一度やってみたいなって思った。
『自分に影響を与えた音楽』っていうテーマで、いつか。熱く語ってみたい。

♪.+:。 。:+.♪.+:。 。:+.♪.+:。 。:+.♪.+:。 。:+.♪

さてさて、音楽作る系女子によるガールズトークラジオ番組、『仲良くなることから始めるラジオ』 猫猫
現在4回目まで収録したとのことですonpu03

貼ってある第3回には、なななんと私のことが語られている箇所があります!

『アリスピア』って単語が数回にわたり登場し、嬉しいやら恥ずかしいやらで気を失いそうになった猫

ぜひ一度、聴いてみてほしいです ♪


魔法を実現させる勇気が欲しい

猫の日の翌日にして富士山の日である2月23日、下北沢BREATHで、ArispiA 2度目のライブを敢行しましたほっしぃ

前回は25分だったけど今回は40分。MCを多めに入れないと間が持たない。

ライブハウス通いをしていた静岡時代。
本当に上手い人はMCなんて一切なくてもいいけど、下手な人の場合、曲の合間にしゃべることで自分の中の点数がだいぶ甘くなるということを常々感じていた。
面白いかどうかより、人となりが分かる話を、その人なりのキャラクターを感じさせる喋り方でちゃんと話していると、いいなぁと思えた。
だから喋ろうと思って、喋ることを事前に用意して、いろいろと喋ったのでした。

自転車で静岡から上京したこととか、そんな情報いらないかな、引くかな、とすごく迷ったんだけど、思い切って言ってよかった。
自分を取りつくろってきれいなふりしないでよかった。
本来の、少し変な、無様で、滑稽で、でも懸命に生きてる、ありのままの自分を認めてくれた人から話しかけてもらえたから。

前回のファーストライブでは、一人の人に「おつかれさまです!」と言われた以外は、誰からも何も話しかけられないまま、終わった。
でも今回は、お客さんは一人も呼べなかったけど、共演者やお店の方が聞いてくれていた。

自分の演奏が終わり、プレッシャーから解き放されお酒を飲みながら、2番め「あおい」をソファーでうっとり聞いていたら、MCの時「あおい」のなかそねみほさんの口から「アリスピア」って単語が出てきて、不意打ちすぎて漫画みたいに飲み物を吹き出しそうになった。
公然の場で名指しで褒めてくれた。しかも「お世辞言わないタイプなんで」っていう殺し文句つき。
決して上手くはない私の演奏が誰かに何かしらの影響を与えたことに本当にびっくりした。

なかそねさんは私のことを「自分のために音楽をやっているんだなと思って」とも言っていた。
これにもとてもびっくりした。
誰かに何かを伝えたいような気持ちでこれまでやってきたけど、結局のところ、音楽をやってて一番いやされてるのは自分だったんだ。

やっと分かった。

9日間の自転車旅行で、何かが吹っ切れたみたいに楽しくて楽しくてワーーーーってなった頭の中をかけぬけてったメロディー。
それ以来突然音楽活動を始めて、私、その魔法がいまだにとけないでいるんだった。

魔法を実現させるには、何はなくとも勇気。
人生において必要なのは勇気。
ライブ数日前に読んだ江國香織のエッセイで、タイムリーにも勇気について書かれたものがあって、切実な思いで読み込んだのだった。

勇気は消耗品なのだ。
どんどん要るので、どんどん供給しなければならない。

勇気の供給には、いろんな方法がある。
本を読んだり、友達と会ったり、美味しいものを食べたり。
どれも勇気の湧くことだ。

私は勇気が欲しい。

その勇気を惜しげもなく消費できるように、幸福な瞬間をたくさんくぐり抜けて暮らすのだ。

ライブ前、前回ほどではないにしろ、3日前から1日前にかけてのプレッシャーがすごかった。
新曲も結局ギリギリでやっと完成する有様で、食欲はなく油断すると涙が出てきて、緊張が消える薬があったら手を出してしまいたいとまで思い詰めていた。
おまけに当日、頼みの満月は曇っていて見えなかった。
でも、プレッシャーのその先は、心照らされ、とても勇気をもらえた夜だった。

3番めの高田蒔さんの可愛い口からも「アリスピア」って単語がこぼれてきて、何かのデザートみたいに甘く響いたな。

ありがとう。うれしかったです。

KORG猫ArispiA