東京オリンピックの光と闇、そしてパリスピア。

ミライトワトソメイティ

この夏、東京オリンピック&パラリンピックが終わった。

自分が生きているうちにオリンピックが日本で開かれるなんて、おそらくもうないだろうし、開催が決まった時からワクワクしていた東京オリンピック。

けれど、2015年エンブレム盗作問題を皮切りに、メインスタジアムのデザインが着工直前で白紙になったり、ボランティアの服装も発表後にダサすぎるとクレームが殺到し白紙になったり。。当初から暗雲が立ち込めていた。

とどめは、コロナによる開催延期という、前代未聞のディストピアな展開。

呪われたオリンピックと呼ばれながらも、今年ようやく開催の運びとなったのだけれども。

たいへん不評に終わった、オリンピックの開会式と閉会式。

ピクトグラムの全競技再現だけは、仮装大賞で培ってきた日本にしか出せない独自性が出ていて見てて楽しかったけど、全体で見るとひどく統一感がなく、バラバラな演出。

その原因は、開会式直前にいじめ問題でコーネリアス小山田圭吾が辞退したことだけではない。根っこに深い闇が隠されていたことが、ほどなくして文春の報道によって明らかになった。

前年の2020年の5月、執行責任者のMIKIKO氏が突如として責任者を外され、電通の佐々木氏が責任者に就任。それ以降の連絡が途絶えたのだという。

IOCのプレゼンでも高い評価を受けており、リハーサル寸前まで進められていたというMIKIKO案。佐々木氏はそんなMIKIKO案を切り貼りし統一感のないツギハギにした挙句、差別発言が表沙汰になって解任。これらの経緯を知って、唖然とした。

順調に進んでいた若手クリエイターのホープの企画を横取りして、まとまっていたものをぐちゃぐちゃにしてしまった組織、権威をかざす老害の存在。
まさか裏にそんな事実が隠されていたとは。

私が思ったのは、電通はなんでそんな馬鹿なことをしでかしたんだということ。そんなこと、MIKIKO氏がちょっと騒げばすぐ表沙汰になって、人々から避難を受けるに決まっているのに。そして、数年前の社員へのパワハラ自殺問題などでただでさえ悪かった電通のイメージが、さらに地に落ちてしまうというのに。

人の道にそれた悪どいことをすると、必ず暴かれる世の中になったよなぁと改めて思った。
すべて明るみに出て、それ相応の制裁を受ける。

今までまかり通っていた、悪事を揉み消すという行為は、これからどんどん難しくなってくる。2020東京オリンピックはそんな時代の転機となったと感じる。

今回の東京オリンピックはとても苦い経験だったけど、ありとあらゆるウミが出された。

自分の任期中にオリンピックを開催することにこだわり、2年延期にすべきところを1年延期で通してしまった当時の日本のトップ。

あと1年いや、あと半年でも延期していたら、有観客にできて、真夏も避けれて桜のちょうどいい季節にできて、良かったのに。無観客が本当に本当に残念でならない。その損失いかばかりか。。

そして1年後の冬季北京オリンピックでは、日本がやりたかったコロナに打ち勝ったオリンピックを掲げ、たくさんの観客を入れて盛大に行われるだなんて、なんという皮肉めいた展開。

痛すぎるオリンピック。せっかく自分の故郷で開催されるのに、こんなに楽しめずに、惜しい気持ちになるなんて。

でもコロナがなかったら、安倍マリオをみんなで崇めて、物価が安いからなのにインバウンド需要で沸きまくって、日本万歳のままの浮かれた世論だったのかと思うと、ゾッとする。

この数年、権力と影響力だけはある無能のトップが、全て台無しにしてくれる構図をまざまざと見せつけられた。

歳をとっていても偉くない。
肩書きがあっても偉くない。

いじめ問題での苦情がやまず、土壇場で辞退した人もいた。
フリッパーズ・ギターの音楽がすごく好きだったけど、どんなに才能があっても、いじめはこれからの時代で圧倒的マイナス要素。

風の時代では、いじめというもの自体、なくなっていく流れだなんだなと感じた。

いじめる人間は、短絡的で頭の悪い馬鹿。
頼まれたってぜったいやりたくない人生の汚点。
20年前にCMでさかんに流されていた「いじめかっこわるい」。
もうそんな広告をうたなくても、誰もいじめなんてしなくなる。
いじめる人間、本当バカ。いじめたら最後、人生の没落は確定!

目障りな人がいたとして、いじめる暇があるんだったら、そやつを出し抜く努力をした方がずっと賢い。

まぁ、裏で根回しするようなズルい人というのはいなくならないんだろうけど、それでも暴力や尊厳をふみにじる行為に比べたらだいぶマシだと思う。

パワハラ、モラハラの類もそうだけど、いつか告発される恐怖に永遠に震えていてほしい。

だいぶ世の中は上向いてきてるぞ。
悪いことは決して続かない。まかりとおらない。必ず暴かれる。

風の時代。
風の時代と並行して、水瓶座の時代でもあるんだそうです。

あと2000年くらい続く水瓶座の時代。

私が水瓶座だからか、かなり時代が追いついてきたと、本当に肌で実感するようになった。私の考えが全面的に正しいとは思わないけど、私の考えが世の中の考えと合うようになった。

これまでは、かなり生きづらさを抱えてきた。

例えば、会社で、みんなの前で大声で叱責されたこと。
プライベートにずかずか入ってきて、給与の使い方やら生活態度などありとあらゆることに口出しされ支配されたり。

10年くらい前のことだけど、もう今では、かなりアウトで、即解雇の案件じゃなかろうか。

インカムを使い、常に耳に無線の会話が飛び交うバイト先で、マルチタスクがこなせず、うっかりミスが頻発し、一部の人に冷たい態度をとられたり無視されたりしたこと。

数年前のことだけど、私が辞めてすぐくらいから、発達障害というものが急速に世に広まった。

子供の頃から忘れ物が異常に多く、先延ばし癖とうっかりミスだらけ。小学生まで勉強は少しできたけど、社会に出て、事務や接客を伴う仕事においてはまったくもって無能の烙印を押され続ける人生。

今なら、もう少し、私のこの特性も理解されるんじゃないかなって。

病院には行ってないけど、私はおそらく、ADHDなんじゃないかなって。

仕事において本当に無能で、役立たずで、本当に悔しい、悲しい思いを胸に抱えてきた。

私には才能がないわけじゃない、もっと自分の才能を活かせる場所で、お金を稼いで生きていけたらいいのに、そんな思いが本当に強く、いつも胸に渦巻いてきた。

もうすぐ、もうすぐ、光が見えてきてるんじゃないか。

今はまだ、好きなことだけで生きていけてはいないけど。

時代の流れは私に追い風。かなり確信が出てきた。

だからこのブログもきっと、読む人にとって時代を見通すツールとして、一助になれるんじゃないかって。

本気でそう思うし、願っているし、がんばらなきゃなと思います。
(今年は頻繁に更新するなどと大口叩いといて、前回更新の2月から半年あいた怠け心に喝。。)

展望としては、このブログを読んだ人が、コラムの仕事をくれたりとか、そんな期待を胸に。夢があるから、ブログブームが過ぎ去ってもうほとんどの人がやっていないことをやめずに継続できるんだ。

よく言われたな。
「好きなことで食べていくなんて、考えが甘い」「好きなことを仕事にするなんて生半可な覚悟ではできない」「考えが子供だね」「嫌なことを避けて働かないなんてズルい、怠け者だ」

今なら言える。余計なお世話。
Non of your buissiness.
私の人生だし、その考えはもうすごい勢いで古くなってってますよって。

…あ、なんかオリンピックから話が逸れまくってるし、ひっそりとここで日頃の鬱憤を晴らす感じ、なんか負け猫の遠吠えみたい(笑)

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それではここで、オリンピック開会式のMIKIKO案ならぬ、Arispi案をプレゼン。

冒頭に、BUMP OF CHICKENのアニメMVみたいのを流してほしかった。

日本が世界から期待されてるのって、こういうのじゃないかなって思ったから。

邦楽は世界ではまだまだ通用しないけれど、アニソンというジャンルに仕分けた途端、突出して独自性があって人気の音楽になりうる。

京都とかなら伝統文化で勝負してもいいけど、東京であれば、中途半端に伝統を織り交ぜるんじゃなくて、アニメとかロボットとか、そういう近未来的なPOPでKAWAII、ネオTOKYOのイメージで統一した方が、過去のオリンピックと比べても断然オリジナリティがあって面白かったと思う。

音楽に合わせて、キャラクター化されたアスリートたちがキラキラと躍動するアニメーションを開会式の冒頭に流したとしたら、伝説になったと思うんだ。YouTubeの再生数もものすごいことになって。

アニメであれば、コロナ禍の憂鬱、マスクだらけの暗鬱な景色から、希望に満ちた世界への転換が、とてもドラマチックに描けたんじゃないかなと思う。

今回のオリンピックで冒頭に流した実写の映像って、色々凝って作っているのかもしれないけど、あまりにも平凡で、誰にでも考えつくようなもので、印象が薄いから、すぐに忘れ去られちゃうんじゃないかなって思った。現にもうほとんど思い出せない。

それから。
ロボットがたくさん出てきて、選手たちと光の点滅でコミュニケーションしながらダンスする。密にならないために、ロボットをたくさん使うアイデア。どうかな?

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閉会式も挽回ならず、記憶に残るのは2024年パリオリンピックのPV。残念ながら本編よりも予告編が最も心躍るハイライトだった。

パリって、素敵だよね。なんか分かんないけど、憧れちゃうよね。
何を隠そう、「ArispiA」の中に「 Paris」が入っているんです。(今回初めて気づいたけど・・)
そんなわけでパリのオシャレなイメージを、ちょっと自分の創作にも落とし込みたい2020年代序盤。ネオアリスピア。

パリスピア、どうぞよろしく。

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P.S. パラリンピックの開会式・閉会式の評判が良かったみたいだけど、残念ながらその期間は山にいて見れませんでした。。(ꙭ;)
ああいう長いプログラムって、生でないとイマイチ、よし見ようって気にならないよね。。でも今度ハイライト動画を見ようと思います。

それじゃまた、近いうちに。

ParispiA

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