ご無沙汰してました
この半年の間に、ずいぶんとまた奇妙な境遇へと陥ってましたので、お話しようかと思います…。
2017年の年明けから一人暮らしを始め、4月に明かりがともり、そして6月、ついに念願のピアノをお迎えしたんですよね。
中古のYAMAHAアップライトピアノ、10万。
さーこれから!このピアノとともにここで夢いっぱいの音楽ライフを送るんだーと期待に胸ふくらませていた矢先の大事件、聞いてください。
一通の手紙が投函されていて、開けてみると……
見た瞬間、「ちゃっちゃ〜らちゃ〜ん♪」っていう負け猫のテーマソングがね、流れてきたよね。(そんなのないけど)
漫画やドラマなんかでは、よくこういうシーンを目にしてたっけ。
退去通告の手紙を受け取って呆然とするも、そこからストーリーがあれよあれよと急展開していくっていうような。
だけんどまさか、自分の身にこれが起こるとはねーと思って、声出して笑っちゃった。
でもこういうことって、他のいくつかの場面でも起こるのかもな。
会社が倒産して明日から来なくていいよ、とか、レントゲン見ながら医者から病気の告知を受ける、そんな時「あ、これドラマみたい」ってどこか客観的に思っちゃったりするのかもしれない。
でもそう思うことで少しでもショックを軽減できるとしたら、ドラマや漫画は人の役に立ってるよなーなんて思うわけで。
それにしてももったいないな。アパート、築46年とはいえ、中はリフォームされていてとってもキレイなんです。エアコンもトイレもピカピカで、ウォシュレット付きのトイレなんて2015年製だよ。
奇遇なことに、お迎えしたピアノは47歳と、アパートとほぼ同い年。
かたや跡形もなく取り壊されて、かたやこれからも弾き継がれていく……人生色々だな、と。
私はとりあえず47歳まで健康に生きながらえて、たとえ独り身だったとしても幸せな気持ちで創作活動をしていきたいな、ArispiAとして。
なんて、ぼんやり思った。
アパートとピアノとアリスピアについて想いを馳せる夜。
…ってそんなのんきなこと言ってないで早く次の引っ越し先決めないとか(Ꙭ;)