月は何処へ向かうのか。

1969年。アメリカのアポロ11号による人類史上初の月面着陸。それから1972年までの間、アメリカは6回の有人月面着陸を成功させ、12人のムーンウォーカーを排出。冷戦状態のソ連は大きく水を開けられた。

かつてはソ連の方がアメリカの何歩も前を走っていたというのに。1957年、人類初の無人人工衛星「スプートニク」。そして、世界初の有人宇宙飛行を果たしたユーリ・ガガーリン。『地球は青かった』の名言を残した。華々しい功績!宇宙先進国としての揺るがない地位!ソ連は時代の最先端の技術を持っている。果たして、社会主義は資本主義に勝る不可思議な魔力を持っているのであろうか?とそんな風に、世界各国がソ連に驚き、畏怖の念を抱いていただろう。

しかしアポロ計画以降は形勢逆転。アメリカの背中は遥か遠くに行ってしまい、ついに1974年6月、ソ連は有人月面着陸計画の中止を決断。そこからのソ連は衰退の一途、経済の失墜とともに社会(共産)主義は崩壊へと突き進む。

アメリカにとってはめでたしめでたしのハッピーエンディング。資本主義は大いに花開き、アメリカはもはやライバルなしの世界一の超大国。なのになぜ?

1972年を最後にアポロ計画は途絶え、現在に至るまでなんと50年以上も有人月面着陸は実現していない。50年?これだけ科学技術が進歩しているっていうのに、人類が最後に月に降り立ったのははるか50年も昔!?

そんな疑念を抱く人々に渦巻く根強い陰謀論がある。月面着陸の世紀の映像は真っ赤な嘘だった。あれはスタジオで撮影したもので、『2001年宇宙の旅』や『シャイニング』で有名な、私も好きな映画監督のスタンリー・キューブリックが携わった。かつてないほど厳重なかん口令が敷かれ、ソ連とのギリギリの冷戦に打ち勝つためにでっちあげた超トップシークレットの極秘計画、とかなんとか。

・・・

そんな月面着陸にまつわる陰謀論について、私は時々思いを巡らす。

最近はふと、こんな仮説が頭に浮かんだ。

りゅうちぇるも、三浦春馬も、竹内結子も、実は死んでなどいなかった。近しい人を含めて大々的なかん口令を敷き(継続的に多大なる金銭援助を約束するなど)、自殺ということにして地球上から存在を抹消した彼らは、こっそり月の裏に作られた秘密の宇宙ステーションに行ったのだ。

月の裏には宇宙人が住んでおり、常日頃地球のテレビ放送やインターネットを監視しているのだが、そこで特別な輝きを感じた宇宙人に見込まれ、「是非あの人たちをここに連れて来てほしい」と選ばれたというわけだ。

三浦春馬(本名)は馬(ペガサス)、竹内結子(本名)は竹取物語のかぐや姫、りゅうちぇるの本名は比嘉龍二なので龍・・・と、想像上の生き物が名前に入っているという共通点もヒントだ。彼らは生まれながらに、将来月に行って重要な任務を任されることを期待された【ムーン・チャイド】だったのだ・・・。

とかなんとか。壮大な陰謀論。上島竜兵(本名:上島龍平)も龍が入ってるから可能性あるな、とか。

本気じゃあないです(ꙭ;)

コロナワクチン一度も打ってなかったりエセベジタリアンだったり、陰謀論とか信じてそうな奴だと思われてる節があるけど、世の陰謀論は20%くらいしか信じてないです。。

でも現実世界で口にすると引かれるほど妄想が酷いんでね、オリジナル陰謀論はここでこっそり披露するだけにとどめます🐬

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2023年7月20日、八王子papaBeatで1年ぶりにライブをしました。

『かたっぽ』僕バージョンで歌いました

共演の皆さんそれぞれ、自分の世界に引き込むパフォーマンスが素晴らしかった。

Kihoさんに『千鳥足』がオシャレと言ってもらえてうれしかった。私からしたら、ピアノ弾きながら喋って、その勢いで曲に入るKihoさんの方がよほどオシャレだと思った。華麗な赤い衣装、赤のマイキーボード。繊細で魂のこもった神秘的な歌声。通常88鍵のところ61鍵しかないというのが信じられないドラマチックなピアノ演奏。

國枝み穂さんは、高音キュートな喋り声、性格は天然風の朗らかな方。しかしステージは凛と。常に平常心でゆったり構えているが故のきれいな発声から来る伸びる歌声なのだなぁと感じ、私もオドオドせずそのように振る舞いたいと思った。

ブラキオタケシさんはかっこいいフォルムのエレキギター、Tシャツもさり気なくエレキ(!)。日常のちょっと引っかかるワードとゆるやかな弾き語りが気持ち良い。MCで「今日7月20日は月面着陸の日」と知り、「えー」って声出た。そうだったのかと。ここ最近の月を巡る思索と点と点がつながったみたいな感じがして興奮した。

しかもブラキオさん、なんと去年行った曼荼羅のオープンマイクでお会いしてたことも発覚し、驚いた。まさかの。

地球は思った以上に狭いのかもしれない。

その後、曼荼羅のオープンマイクは怖い、ということで意見が一致した(笑)。ブラキオさんもパパビートのオープンマイクに来てみて、もう曼荼羅には行かなくなったと。曼荼羅のピリピリしたオープンマイクと違って、ここは司会の方が一人一人紹介までしてくれて、とても和やかな雰囲気で進むのでびっくりしたと。私だけじゃなかったんだと思って、笑ってしまった。(ヘイトはよそうね。。日本最古のライブハウス、吉祥寺曼荼羅様の名誉のために言うと、素敵なビンテージのグランドピアノで音も良く、とても盛況していて、緊張感があり、参加者も格好良い音楽の方が多かったです。敷居の高い名門ライブハウスということで(ꙭ;))

でもそうだな。やっぱりオープンマイクは司会進行(ホスト)の人がいた方が緊張がほぐれるし、ゆーすけオープンマイクもいいけど八王子papaBeatのオープンマイクもおすすめ。ブッキング担当の人が司会だから、オリジナル曲をやってやる気を見せたらライブにも誘ってくれると思う。常連さんも多かったけど、今時の曲を歌う上京したての若い男の子などもいて、これから音楽活動を始めたい方にもおすすめです🐬(ちなみにライブのノルマは1900円×3枚と、通常よりリーズナブルな安心価格)

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『月は何処へ向かうのか。』は、『次は何処へ向かうのか』という意味を込めてつけたタイトルだそうで。

「あ〜そういうことだったのね!ナイスタイトル!」と思った。ライブ前はいつものように不安と緊張の暗雲で心が覆われてしまっていたけど、自分の演奏もなんとか今できるものを出しきれたし、いろいろ学べて、腑に落ちて、みんなでライブハウス後ろの長いバーで横一列に飲み語り、楽しい夜だった🌕

次は何処へ向かうのか?

アリスピアの次のライブは、10月14日(土)にまた八王子パパビートで!

ど平日の木曜から今度は土曜日に。共演者も素敵みたいなんで、がんばりたいサタデーナイト。。!