3度目のライブ、そして卵。

前々回の日記でアグレッシブ宣言しておきながら、友達のウェディングボードを描いたり映画にうつつ抜かしてるうちにまた怠ってしまった。パソコンには何度も向かってキーボードを打っていたのだけど、もう全然文章まとまらなくて。あの感動を伝える文章に全然なってない、こんなんじゃだめだって思って、ずっと下書きのままでいた。
でもそうもしてらんない。どんどん新しい風が押し寄せてくる。
まとまらなくてもなんでも、一度書き始めた文章は校了させないといけない。

相変わらず鮮度を失って今頃のブログ更新となってしまったけど…去る5月11日、ArispiA3度目のライブを、2度目の会場と同じ下北沢ブレスで行いましたほっしぃ

3度目だからもう大丈夫だろうと思ったのに、やっぱり緊張してしまった。
むしろ2度目の時より緊張したかもしれない。
その理由は、初めての、生まれて初めての、お客さまが来たから。
なんとわずか一週間前にネットで知り合った人。

RO69JACKのサイトで私のことを偶然見つけ、『負け猫系』のキャッチコピーに惹かれて聞いてくださったそうだ。
RO69JACKの宣伝効果すごい。応募してよかったと心から思った。
と同時に、嬉しいのに軽いパニックに陥り、オロオロしてしまった。

その方はとても音楽好きで、ツイッターを見るといろんなアマチュアミュージシャンのライブに足繁く通っている様子がうかがえる。そんな耳の肥えた方に対して、チケット代2000円を払って聴く価値のある演奏を果たして私ができるのかどうか、どうしようと。

新曲の歌詞も覚えきれてなくて、直前に下北沢の街の奥まった所で小声でブツブツ呟いてたら通行人に「うわぁっ」って驚かれたりして。。

そんなこんなで、本番を終えた。

そこから先はシャンパンの栓が抜かれてシュワ〜ってなったみたいに楽しい時間が待ってた。

生まれて初めてチケットを買って来てくれたお客様「つきひな」さんを目の前にして、興奮して瞳孔を全開にして喋ってる自分がいた。

私の音楽をメモとかしてちゃんと聞いてくれて具体的に感想を言ってくださって、全然ダメダメだと思ってたのにすごい褒めてくれて、お願いしたらアドバイスも的確にしてくれて。
お互い猫を飼っているので、猫話にも花が咲いて。

ライブが終わった後、道端でもたくさん喋って楽しかったなぁ。

お客様がもし2組以上いたら、こんな風に時間を割いて喋ったりできないなぁって思っちゃった。

そして、つきひなさんは自転車に乗って颯爽と帰って行った。

驚いたことにつきひなさんは自転車便のメッセンジャーやっていた事もあるシュッとした自転車乗りさんで、ほとんどの都内のライブは自転車で行っちゃうって言ってて、え、なにそれすごい!!と羨望の眼差しで見てしまった。

寒くも暑くもない夜風の気持ちの5月の日で、今宵自転車で帰れたら素晴らしいなぁと思った。

自転車には並々ならぬ思い入れがあるのです。

思えば1年前、静岡から東京まで自転車で旅行して、ペダルをこいで風に吹かれて、そっからメロディーがあふれ出てきたんだ。
それまでは音楽活動するなんて夢にも思ってなかった。
予想外の展開で今に至っている。

いいなあ。自転車でまた知らない道を走りたいな。
知らない景色の中を、風を受けて走りたい。

つきひなさんから、卵型の透明なケースに入った、とってもかわいくて素敵なチョコレートをいただいた。
こういうの慣れてなくて、すごくびっくりして恐縮して、でもめちゃめちゃ嬉しかった。

私の今の音楽に対しての情熱は卵みたい。

今、全然…曲ができないし、書けない。

このままでは日常に埋もれてしまって、何も生み出さないまま年月が経ってしまいそう。

苦労して生み出したメロディーや言葉は、きっとキラキラしてんのに。
それは、わかってる。

『僕はくだらない人間だけど、僕の作る音楽はそうじゃない』って言ったモーツァルト。
私も同じ気持ちだ。

大切に温めて、殻をやぶりたい。

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